「新生児の赤ちゃんの髪の毛、思っていたより、ふさふさなのが気になる・・!ナゼ?毛深くならないか心配・・。」
・・と、思っているママも多いのではないでしょうか?
じつは、生まれたばかりの赤ちゃんの髪の毛は「産毛(うぶげ) 」。
赤ちゃんの髪の毛の濃さは、この「産毛」が関係しているんです。
成長とともに「産毛」は生え変わっていくのですが、その時期には個人差があり、ママのおなかにいる時に抜けてしまう子もいれば、生まれてから抜け終わる子もいるんですよ!
この記事では、7歳と2歳の二児の子育て真っ最中の私が
「新生児の赤ちゃんが、髪の毛がふさふさな理由」「簡単で安全な、赤ちゃんの髪の毛のカット方法」などについて、お話していきます。
参考にしてみてくださいね(^ ^☆
新生児の髪の毛、ふさふさなのはナゼ?
新生児の赤ちゃんの髪の毛は、個性豊か。
お顔も体つきも皆それぞれなのと同じように、髪の毛だって、ひとりひとり特徴があります。
黒くてふさふさした子もいれば、キューピーさんのように茶色くやわらかな毛が生えている子、クルクルとしたカールヘアの子も。
それぞれの個性と分かっていても、ぱっと目に留まりやすい髪の毛は、ママとしては気になってしまいますよね・・。
赤ちゃんの髪の毛は、ママが妊娠3~6ヶ月頃に生え始めます。
産毛(うぶげ)と呼ばれる、その最初の髪の毛は、赤ちゃんの肌を守る「胎脂」という膜が、はがれ落ちないようにするために生えているんですよ。
一般的に、赤ちゃんの産毛は、妊娠9ヶ月頃には抜け落ちると言われています。
そのため、早産で産毛が抜ける前に産まれてきた赤ちゃんは、ふさふさと毛が多いことも。
生まれたばかりの赤ちゃんの髪の毛の濃さは、産毛が抜け落ちるタイミングや、出産の時期なども関係しているんですね。
赤ちゃんの「産毛」は、生後6ヶ月くらいで抜け落ちるといわれていますが、3歳くらいまでは、生えては抜けてをくりかえし、だんだん落ち着いてきます。
また、赤ちゃんの成長とともに「髪の毛の量や質」が変化することもあるんですよ☆
新生児の時ふさふさだった子が、3歳位には普通の量になっていたり、カールヘアだった子が、くせのない髪質に変わっていったり・・。
その時々の変化を楽しむような気持ちで、おおらかに見守っていきましょう(^ ^♪
・・ちなみに、ママやパパからの遺伝による髪の毛の特徴は、赤ちゃんが成長して、思春期を迎えてから出てくると言われているんですよ!
簡単で安全な、赤ちゃんの髪の毛のカット方法
赤ちゃんの髪の毛がのびてきたら、気になるのがカットのやり方。
「はじめて赤ちゃんの髪の毛をカットするんだけど、安全で簡単にできる方法を知りたい!」
というママも少なくないはず☆
はじめての散髪は、戸惑うこともおおいかもしれません。
必要なグッズや、簡単で安全なカット方法を知っておくと、落ち着いて散髪することができますよ♪
髪の毛の量が多かったり、のびていたりすると、デリケートな赤ちゃんの頭皮はあせもができやすくなってしまいます。
赤ちゃんが機嫌の良い時に、髪の毛をカットして、気持ちよく過ごせるようにしてあげたいですね!
◆赤ちゃんの散髪グッズ
◇ ベビー用の散髪バサミ
◇ ベビー用のコーム
◇ ケープ(首と腰がすわってから)
◆赤ちゃんの散髪のやり方
①サイドから切る。
前髪をいきなりカットすると、赤ちゃんがびっくりしてしまうことも。
耳の前後で髪を分けてから少しずつ指ではさんでカットしていきましょう。
②後ろ髪を切る。
サイドに長さを合わせてカットします。
③前髪を切る。
前髪はちょっとした長さの違いで、だいぶ印象が変わるので、少しずつ整える気持ちで切るのがオススメ☆
◆赤ちゃんの髪の毛はカットした後、筆にして記念に残すことができますよ♪
赤ちゃん筆や胎毛筆と呼ばれており、健やかな成長や文字が上手になることを願って作ります。
大きくなってプレゼントしたら喜んでくれそうですね(^ ^♪
私は2人の娘が赤ちゃんの頃から、髪の毛を自宅でカットしています。
娘たちは、髪の毛が少ないタイプの赤ちゃんだったので、はじめてのカットは1歳くらいでした。
はじめは要領が分からず、いつも前髪を切りすぎてしまい、ダカラちゃんのようなパッツンおかっぱヘアが定番^ ^。
おとなしく、じっとしてくれることはほぼなく、途中であきらめて、「また今度切るか・・☆」ということもしょっちゅう。
いびつなカットのまま、数日過ごすこともよくありました(笑)。
当時は気になって、早くキレイにととのえてあげなきゃ!と思っていましたが・・。
今思うと、赤ちゃんなら多少いびつなカットでも、それもまた可愛いのでは??と思います♡
そのうちに、わたしもカットのコツをつかみ、サクッと短時間で切れるようになりました。
「仕上げにハサミをななめに入れると自然に仕上がるよ♪」
・・と、美容師さんに教わってからは、わりと良い感じにカットできるようになりましたよ。
赤ちゃんはカットする時も、動いてしまうのが当たり前。
いっぺんにはできなくても、数回に分けて、少しずつカットするのもアリなのではないでしょうか?
新生児の赤ちゃん、髪の毛ベタベタの原因は?
赤ちゃんの髪の毛がベタベタしていると気になりますよね。
その原因は生後2~3週間ごろから出始める、乳児湿疹。
頭やほっぺ、髪の毛の生えぎわなどを中心にできます。
我が家の娘も新生児の時、2人とも顔や頭にぶつぶつと思春期のニキビのような湿疹がでていましたよ。
赤ちゃんと言えばすべすべのお肌!のイメージがあったので、最初はとても驚きました。
この湿疹は、赤ちゃんのホルモンの影響によるもので、皮脂の分泌が盛んになることによってできます。
頭皮と顔は皮脂腺が多いので、特に出やすい場所なのです。
いちばんの対策は、お風呂の時にせっけんをよく泡立てて洗い、皮脂を洗い流すこと。
赤ちゃんの肌は薄くデリケートなため、優しく洗うのもポイントです。
そして、お風呂上がりにはベビーローションやベビーミルクで保湿をすることも忘れずに☆
正しいスキンケアを続けていくうちに、湿疹も良くなっていきますよ!
生後3ヶ月位になると、赤ちゃんは皮脂の分泌量が減りはじめます。
今度は皮フが乾燥気味になるため、乳児湿疹もだんだん落ち着いてくるでしょう。
◆さいごに◆
「新生児の赤ちゃんが、髪の毛ふさふさの理由」「簡単で安全な、赤ちゃんの髪の毛のカット方法」などについて、お話ししました。
いかがだったでしょうか?
新生児の赤ちゃんの髪の毛は、その子の個性。
毛質も年齢と共に変わっていきます。
ママとしては、何かと気になってしまう赤ちゃんの髪の毛ですが、ふさふさしているのも、つるんとしているのも、どちらもとっても可愛いです♡
髪の毛の変化も、成長と共に楽しんでいきましょう!
写真に撮って残しておくのもオススメ。
あとから「あの時はこんな髪してたよね!」と話すのも、楽しい時間になりますよ♪
カットしたりシャンプーしたりと、その時々で必要なケアをしながら、赤ちゃんが快適に過ごせるようにサポートしてあげてくださいね😊