「母乳の量のカンタンなはかり方が知りたい。」
「母乳の量がどのくらい出ているのか、分からない・・ホントに足りているの?」
・・と、思っているママも多いのではないでしょうか?
はじめての母乳育児中だったり、赤ちゃんがまだ小さいうちは、おっぱいをちゃんと飲めているのか、心配になりますよね。
「母乳の量のはかり方」を知っておくと、赤ちゃんがどのくらい飲めているのかが分かって、安心できますよ⭐︎
母乳量のはかり方は2つあります!
・「ベビースケール」を使う
・「さく乳」する
また、赤ちゃんの体重増加を「日割り計算」することで
赤ちゃんが1日当たりどのくらい体重が増えているのかも、知ることができますよ♪
この記事では、7歳と2歳の子育て真っ最中の私が
「母乳の量のはかり方」「母乳足りてる?3つのチェックポイント」というテーマで、お話していきます。
参考にしてみてくださいね(^ ^⭐︎
母乳の量のはかり方
母乳の量のはかり方を2つご紹介します。
順番にみていきましょう⭐︎
◆「ベビースケール」を使う
「ベビースケール」を使うと、飲んだ母乳の量や、赤ちゃんの体重の増減を細かく知ることができますよ。
1ℊ単位や5ℊ単位のものが多いです。
1cc=1gと計算することも可能!
赤ちゃんが何ccおっぱいを飲めたのか、一目瞭然ですね。
◇「ベビースケール」の使い方
❶新しい乾いたオムツに替える
❷赤ちゃんの体重をはかる
❸授乳する
❹再び、赤ちゃんの体重をはかる
❺授乳後の体重ー授乳前の体重=で計算
授乳をする前後の体重の差から、赤ちゃんが飲んだ母乳の量が分かりますよ!
ベビースケールは、生後すぐから、3〜4ヶ月頃まで使用する家庭が多いようです。
ママとしては母乳の量や、赤ちゃんの体重の増え方がいちばん気になる時期ですよね。
◇いつどこではかる?
ショッピングモールの授乳室に、ベビースケールが置いてあることも多いです。
授乳のついでに、はかることができますよ⭐︎
「赤ちゃんがまだ小さくて、外出できない。」
「気になった時に、すぐはかりたい!」
・・というママは、購入やレンタルを選んでも良いのではないでしょうか?
◆「さく乳」する
赤ちゃんに母乳を飲ませる前に「さく乳」をして、母乳の量をはかる方法です。
「さく乳」した後は、哺乳瓶から赤ちゃんにおっぱい飲ませましょう。
赤ちゃんが飲んだ量も、はかることができますよ!
「さく乳」した母乳は、雑菌の繁殖を防ぐために、なるべく早めにあげてくださいね。
健康な赤ちゃんの場合、室温25度以下で4時間以内であれば大丈夫です。
時間が空くようなら、冷蔵や冷凍で保存しましょう。
「さく乳」のやり方や、母乳の保存方法は、この記事でくわしく解説しています。
西松屋などで扱っている母乳パックのおすすめは? 母乳のさく乳と安全な保存の方法を伝授! | エガオノミカタ (37egao.com)
◇ココに注意!
母乳の分泌は、赤ちゃんがおっぱいを吸う刺激で増えていきます。
「さく乳」の回数は、多くなりすぎないようにしましょうね⭐︎
◇【赤ちゃんの体重】日割り計算法
赤ちゃんの体重 - 前回の体重 ÷ 日数 =
この計算で、1日あたりの赤ちゃんの増加体重がわかります。
たとえば、赤ちゃんの今日の体重が4000g、前回の体重が3100g、日数が30日だとすると
4000 − 3100 ÷ 30=30
日割り計算をすると、1日あたり30gの増加ということになりますね^ ^⭐︎
赤ちゃんの体重をはかるタイミングは、母乳やミルクを飲む前にしましょう!
オムツも新しいものに替えてくださいね。
ベビースケールを使うと、より正確にはかることができますが、おおよその体重なら、大人用の体重計でもわかります!
まずママが赤ちゃんを抱っこして体重をはかり、その重さからママの体重を引くことで、赤ちゃんのだいたいの体重が計算できますよ♪
◆赤ちゃんの体重の増加のめやす
赤ちゃんの体重の増加のめやすは、生後3ヵ月頃までは、1日に25~30gずつとされています。
生後 3ヶ月〜生後6ヶ月までは1日に15〜20g。
生後6ヶ月~1年になると1日に 10〜15gと、だんだん増え方がおだやかになっていきますよ。
母乳足りてる?3つのチェックポイント
❶おしっこがオムツにたっぷりと、1日に6回以上は出ている
❷ ご機嫌であることが多く、よく体を動かし、元気である
❸体重が増えている
逆に母乳が足りていない時は、おしっこの量や回数が少ない、体重が増えていないなどのサインがあらわれます。
赤ちゃんの機嫌が悪かったり、元気がなく、体重が増えない場合は、助産師さんや小児科の先生に相談してみましょう。
◆episode◆
わたしも、長女が生まれてすぐの頃は、自分の母乳の量がどのくらいなのか、よく分かりませんでした。
退院前に助産師さんから指導を受け、母乳のあとにミルクも30〜40cc足していましたが
「ホントに足りているのかな?」
・・と、心配な日々。
そんな中、入院中に母乳があまり出ていなかったこともあり
1ヶ月健診の前に、赤ちゃんの体重チェックを受けに行くことになりました。
産院では、ベビースケールでの体重測定や、そこで実際に母乳を飲ませて、どのくらい飲めたかも、みてもらえましたよ♪
「基本は母乳のみで大丈夫!ミルクを足すとしたら1日2回までにしましょう。1日8〜12回をめやすに授乳してくださいね。」
・・と、アドバイスをもらい、安心して帰宅したのを覚えています。
それからは、日中は母乳のみで、夜寝る前だけミルクを足すというスタイルになりました。
そして、生後1〜2ヶ月にはミルクも必要なくなり、母乳の量も安定してきましたよ⭐︎
母乳が増えるにつれ、赤ちゃんも飲み方が上手になり、ゴクゴク飲んでいる感じがわかるように(o^^o)。
母乳の量が足りているのか心配なママは、産院の助産師さんに相談してみるのも良いと思います。
「自分で思っていたよりも出ていた。」
と、いうこともあるかもしれません(^ ^☆
◆さいごに◆
「母乳の量のはかり方」「母乳足りてる?3つのチェックポイント」というテーマで、お話しました。
いかがだったでしょうか?
赤ちゃんがまだ小さいうちは、おっぱいを本当にちゃんと飲めているのか、不安になりますよね。
母乳の量は、「ベビースケール」を使うことや「さく乳」することではかることができます!
また、赤ちゃんの体重を「日割り計算」することで、1日当たりの増加体重も、知ることができますよ。
赤ちゃんがどのくらい飲めているのか、どのくらい体重が増えているのかが分かると、安心できますよね!
そして、何より大切なのは「赤ちゃんが機嫌よく、元気に過ごせていること」ではないでしょうか。
日々、赤ちゃんの様子を見守ってあげてくださいね😊