知ってる?「チャイルドシートの義務」抱っこはNGな理由とは?

「6歳未満の乳幼児にはチャイルドシートを使用する義務がある」ことを知っていますか?

2000年の4月から、道路交通法により、チャイルドシートの使用が義務となりました。

「抱っこで乗ってはダメなの?」

と、思っているママ&パパもいるかもしれませんね。

結論からいうと、赤ちゃんや子どもを抱っこして車に乗ってはいけないのです。

なぜかというと、ママやパパがどれだけ大事に子供を抱っこしていても、ぶつかった時の衝撃にはかなわないから。

外に子どもが投げ出されてしまう危険さえあります。

大切な子どもを守るための「チャイルドシートの義務」。

きちんと知っておけば、安心して、子どもと一緒にドライブを楽しむことができますよ♪

この記事では、7歳と2歳のニ児の子育て真っ最中の私が

「チャイルドシートの義務や、免除されるケース」などについてお話していきます。

参考にしてみて下さいね(^ ^⭐︎

知ってる?「チャイルドシートの義務」抱っこはNGな理由とは?

神奈川県警察のサイト「交通安全 チャイルドシートQ&A」のページにこのような記載があります。

わかりやすく書かれているので、引用しますね。

大人が抱えていればチャイルドシートは必要ないのではありませんか?

チャイルドシートは必要です。

事故の強い衝撃から、人の力では子どもを守ることはできません。
時速40kmで衝突したとしたら、体重10kgの子どもも約30倍の300kgに相当します。

腕力で支えられるものではありません。
車外に投げ出されてしまう危険性もあります。
ひざの上でのだっこは絶対にやめましょう。

引用 : 神奈川県警察サイト/チャイルドシートQ&A/Q18

https://www.police.pref.kanagawa.jp/mes/mesf2012.htm#q1

想像するとこわいですが、そうならない為に、守ってくれるのがチャイルドシートなんです。

たとえ短い時間の乗車でも、子どもの安全を一番に、考えてあげたいですよね。

チャイルドシートが免除されるケース

「チャイルドシートが義務で、大切なものだということは分かったけれど、免除されるケースはあるの?」

と、思うママ&パパもいるかもしれません。

チャイルドシートの着用は、安全のために必要不可欠ですが、やむを得ない場合によっては、免除されるケースもいくつかあります。

順番にみていきましょう⭐︎

チャイルドシートが免除される8つの条件

❶ 車の構造上、どの座席にもチャイルドシートを固定できないとき

❷チャイルドシートを使うと、定員内の全員が乗ることができないとき

❸ 子どもの病気や怪我により、チャイルドシートを使用することが、療養上または健康を保つ上でよくないとき

❹ 著しく肥満していたり、その他の身体の状態により、適切にチャイルドシートを使用させられないとき

❺ 運転手以外の人が、チャイルドシートを使用したままだと、授乳やオムツ替えなどの日常生活上の世話をすることができないとき

❻ 子どもをバスやタクシーなどに乗せるとき

❼ 自治体が運営する「乗合バス」など、過疎地域において、許可された運送車に子どもを乗せるとき

❽子どもの応急の救護のため、病院や官公署、その他の場所へ緊急に連れて行く必要があるとき

以上8つ、チャイルドシートの使用が免除されるケースがあります。

知っておくといざという時に対処できますね⭐︎

また❺の項目の「授乳やオムツ替えなどのお世話」についてですが・・

走行中の車内ではとても危険なので、赤ちゃんの安全を守るため、車が停車しているときにすませるよう心がけたいですね♪

チャイルドシートは何歳まで?
道路交通法をチェック!

道路交通法では「6歳未満」の子どもはチャイルドシートの使用が義務付けられています。

また6歳以上になったとしても、身長が140cm未満であれば、チャイルドシートの使用を続けたほうが安心。

なぜなら、大人用のシートベルトは、身長140cm以上が対象となっているからです。

サイズが合っていないまま装着すると、ベルトが体に引っかかったり食い込んだりして危険!

身長に合ったチャイルドシートを使ってくださいね^ – ^

チャイルドシートの年齢別の種類

チャイルドシートには、年齢や身長など、体のサイズに応じていくつか種類があります。

◆ベビーシート

乳児用のベビーシート。

めやすとして、体重は10kg未満、身長は70㎝以下で、新生児~1歳くらいまでの使用になります。

首がすわっていない赤ちゃんも、寝た状態でシートにのせることができますよ⭐︎

進行方向に対して「後ろ向き」に取り付けます。

産院から退院する時に、車を使う場合は、ベビーシートを準備しましょう。

◆チャイルドシート

幼児用のチャイルドシート。

めやすとして、体重は9kg~18kg、身長は65~100cm以下で、1歳~4歳くらいまでの使用になります。

首がしっかりとすわり、自分で座れるようになった幼児向けのシートです。

「前向き」に装着できますよ⭐︎

◆ジュニアシート

学童用のジュニアシート。

めやすとして、体重は15~36kg、身長は135cm以下で、4歳~10歳くらいまでの使用になります。

背もたれなしの学童用シートは、大人用のシートベルトを使えるようにサポートするもの。

座布団のように、おしりにしくことで、背の高さを補ったり、腰ベルトの位置を合わせたりすることができます。


同じ年齢でも、大きな子もいれば小さな子もいますよね。
それぞれ体格がちがうので、目安の身長、体重も参考にするのがおすすめですよ!


我が家は、二人の娘が0歳だった頃「マキシコシ」というトラベルシステム対応のベビーシートを使っていました。

産院から退院する時に、ドキドキしながら、小さな娘を乗せた時のことをよく覚えています。

長女の時も次女の時も、しばらく里帰りする予定だったので、実家の父に運転してもらいました。

20分くらいの短い時間でしたが、新生児の赤ちゃんを初めて車に乗せて移動するのは「揺れはだいじょうぶかな?」「寒くないかな?」と、気になることもいっぱい・・!

車を降りてからも、慎重に赤ちゃんを家まで運びました⭐︎


我が家のベビーカーは「エアバギー」というメーカーのもの。

新生児の頃は、このベビーカーに、ベビーシートの「マキシコシ」を組み合わせて使っていました。

とっても便利だったのは、車の中で赤ちゃんが寝ていても、ベビーシートに乗せたまま、移動できること!

赤ちゃんを起こさずに、そのままベビーカーに乗せたりもできて、大活躍でしたよ⭐︎

首のすわっていない赤ちゃんを寝かせたまま乗せてお散歩したり、取り外して、家の中でベビーラックとして使うこともできました。

1歳くらいまでの短い期間ですが、トラベルシステム対応のベビーシートは、育児を助けてくれる、ありがたいアイテム!

おすすめです(^ ^♪


◆さいごに◆

この記事では「チャイルドシートの義務や免除されるケース」「チャイルドシートの種類」についてお話しました。

いかがだったでしょうか?

「抱っこで乗ってはダメなの?」

と、つい思ってしまいますが、赤ちゃんや子どもを抱っこして車に乗ることはできません。

なぜかというと、ママやパパがどれだけ大事に抱っこしていても、ぶつかった時の衝撃には到底かなわないからです。

・・そんな、車に乗っている時の危険から、赤ちゃんや子どもを守ってくれるのが、頼れる味方「チャイルドシート」!

チャイルドシートをきちんと使用することで、安心して車に乗せることができますよ⭐︎

年齢や体格によって、合うシートが変わってくるので、規格をよくみて、選んであげたいですね。

また「チャイルドシートの義務が免除されるケース」なども、合わせて知っておくと、いざというときに慌てずにすみます♪

それでは、お子さんと一緒に、快適で安心なドライブを楽しんでくださいね😊

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