「赤ちゃんが歌うのはいつから?」
「赤ちゃんがよろこぶ歌遊びを知りたい」
・・と、思っているママも多いのではないでしょうか?
赤ちゃんがメロディーのある歌を歌うようになるのは、個人差はありますが、 だいたい1歳半〜2歳くらいから。
はじめはフレーズを口ずさむことから始まり、
少しずつ1曲歌えるようになっていきます。
0〜1歳の赤ちゃんでも、ママとスキンシップを取りながらできる「歌遊び」はわかりやすく、今すぐ楽しめてオススメ♫
歌うことで脳の発達をうながして、リズム感も身につきますよ!
この記事では、7歳と2歳のニ児の子育て真っ最中の私が
「赤ちゃんが歌うようになる時期」「赤ちゃんがよろこぶ歌遊び」についてお話していきます。
参考にしてみてくださいね(^ ^⭐︎
赤ちゃんが歌うのはいつから?
赤ちゃんが歌うようになる時期は、おおよそ1歳半〜2歳くらい。
その頃になると、音感やリズム感が発達してきて、より音楽を楽しめるようになるからです♫
◇ 歌のはじまり
赤ちゃんは1歳くらいになると「歌のような」「歌ともとれる」発声をするようすが、だんだんみられるようになってきます。
はじめは喃語(なんご)の延長のような、歌い方。
「ばばば〜」「あむあむ」「んまんま〜」といった発声が喃語です。
赤ちゃんがいい気持ちになって、自分で声を出すことを楽しんでいるような歌ですね♫
そのうち、ママが歌ってくれた歌や、CDで聴いた歌などを覚えて、自分でも気に入ったフレーズを口ずさむようになっていきます。
東京未来大学こども心理学部の、竹内貞一教授の「子どもの発達と音楽」という講演の記録に、わかりやすく書かれていたので、引用しますね。
コミュニケーション喃語と発声遊び喃語
9 カ月から12カ月くらいになると、「コミュニ ケーション喃語」というものと、「発声遊び喃語」 という二系統に分かれてきます。
この内の「発声遊び喃語」が、後の「歌」の基礎ではないかと思います。
「コミュニケーション喃語」の方は言葉の代わりに何かを訴えかける喃語。
それに対して「発声遊び喃語」は、誰に伝えるでもなく、 声を出すこと自体を楽しんでいると言えます。
以下略
▪️H.26/11/29 広島文化学園
東京未来大学こども心理学部 竹内貞一教授
「子どもの発達と音楽」講演記録より引用
http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hbg/file/12195/20170617110852/kk04-05-20.pdf
赤ちゃんは、歌の基礎になる「喃語」で発声を楽しみながら、だんだんと歌えるようになっていくんですね!
少しずつ、音楽を楽しめるようになっていく、
赤ちゃんの成長を見守ってあげましょう♫
赤ちゃんがよろこぶ歌遊びをチェック!
私の娘たちが赤ちゃんだった頃に、楽しんでいた「歌あそび」を5曲ご紹介しますね♪
⚫︎一本橋こちょこちょ
⚫︎むすんでひらいて
⚫︎いとまきのうた
⚫︎ グーチョキパーでなにつくろう
⚫︎ あたま・かた・ひざ・ポン
◇一本橋こちょこちょ
作詞:わらべうた
作曲:わらべうた
いっぽんばし こちょこちょ
たたいて つねって
かいだんのぼって
こちょこちょこちょ
さいごの、こちょこちょこちょ〜♪で赤ちゃんに大ウケする「一本橋こちょこちょ」は、0歳からできるオススメ手遊び歌です。
私の娘の保育園の先生は、かいだん登って、また降りて〜♪とアレンジしていましたよ!
◇むすんでひらいて
作詞:不詳
作曲:ルソー
むすんで
ひらいて
てをうって
むすんで
またひらいて
てをうって
そのてをうえに
手をグーにしたりパーにしたり、ぱちぱちとたたいたりして楽しめる手遊び歌。
さいごは手を頭にもっていき、フィニッシュ♪
◇いとまきのうた
作詞:香山美子
作曲:小森昭宏
いとまきまき いとまきまき
ひいてひいて トントントン
いとまきまき いとまきまき
ひいてひいて トントントン
できた できた
○○ちゃんの おくつ
でーきたできた♪ のところで、手をバンザイし、最後にくつをさし出すしぐさをします。
○○ちゃんに、お名前を入れて歌ってあげてくださいね!
◇グーチョキパーでなにつくろう
作詞:斎藤ニ三子
作曲:フランス民謡
グーチョキパーで グーチョキパーで
なにつくろう なにつくろう
右手はグーで 左手はチョキで
かたつむり~ かたつむり~
右手はチョキで左手もチョキで カニさん〜カニさん〜など、いろいろアレンジできますよ!
◇あたまかたひざポン
作詞:不詳
作曲:イギリス民謡
あたま・かた・ひざ・ポン
ひざポン ひざポン
あたま・かた・ひざ・ポン
め・みみ・はな・くち~
体のいろいろなパーツをさわりながら歌います。
ねんね期の赤ちゃんには、ママがチョンチョンとさわってあげると、よろこびますよ♫
「歌遊び」は、赤ちゃんとママやパパとのスキンシップがとれるのが魅力。
肌と肌のふれあいは、赤ちゃんの情緒を安定させてくれますよ!
また「歌遊び」をすることで、赤ちゃんの想像力も豊かになります。
ぜひ歌ってあげてくださいね♫
子どもが音程をとれるのはいつから?
小さなうちは、子どもが音程をとれなくても、気にしなくて大丈夫!
なぜかというと、子どもがきちんと音程をとれるようになるのは、小学校に入るくらいの頃からだからです。
小さな頃は、声帯も未発達で、自分で出した声を聴く力も未成熟。
はじめは音が外れているのが普通なんですよ⭐︎
我が家の次女は、今2歳で「歌遊び」が大好き♡
NHKのおかあさんといっしょで知った「バスに乗って揺られてる」(作詞/作曲 谷口國博)は、よくお風呂で歌っています。
湯船につかりながら、わたしの太ももの上に娘がすわって、歌いながらバスごっこ♫
右にまがったり左にまがったり、デコボコ道をすすんだりするのですが、そのたびに体をかたむけたり揺らしたりする、歌遊びです。
娘はまるで運転手さんになったような気分なんでしょうね。
「ゴーゴー!」と大きな声でさけんでいます⭐︎
「もういっかい!」となんどもリクエストされるので、いつも若干のぼせ気味・・。
リビングのラグの上などでやるのが、ホントは安全なんですけどね・・f^_^;
我が家でよく歌っている、もうひとつの曲は
「おべんとうばこのうた」(作詞/作曲 不祥)。
これっくらーいの おべんとばこに
おにぎり おにぎり ちょいとつめて♪
・・で、よく知られている歌です。
2歳の娘が「きざーみしょーがに ごーましーおふってぇー♫」
と、ふだんは話さないような、シブい言葉で歌っているのが、かわいいです。
刻み生姜に胡麻塩、ですよ(笑)。
保育園に通っているので、お弁当はふだんあまり食べないのですが、この歌を知って、あこがれているようです^ ^
どちらも楽しい曲なので、1歳くらいになったら、赤ちゃんと一緒に歌ってみてはいかがでしょうか?
◆さいごに◆
赤ちゃんがメロディーのある歌を歌うようになるのは、個人差はありますが、 だいたい1歳半〜2歳くらいから。
赤ちゃんがよろこぶ「歌遊び」で楽しい時間を過ごしてみませんか?
曲を選んで、ゆっくりなテンポで歌えば、0歳からでもすぐに始められますよ!
日々少しずつ、音楽に触れる時間をつくることで、赤ちゃんの脳の発達につながり、音感やリズム感もはぐくまれていきます。
何より、歌ったり音楽を聴いたりすることは、理屈ヌキに楽しいですよね♫
「音を楽しむ」と書いて音楽。
一緒に歌うことで、赤ちゃんとママ&パパ、家族のニコニコ笑顔が増えていきますように😊