新生児の便がつぶつぶしているのはなぜ?
おむつ替えの時、新生児の赤ちゃんのうんちにつぶつぶしたものが混ざっている…⁈
コレは何だろうと疑問に思いますよね。
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私も長女が新生児だった頃、つぶつぶしたうんちを見て「何だか粒マスタードみたいだな…。母乳やミルクしか飲んでいないのに。」と不思議に思っていました。
気になって1ヶ月検診のとき、赤ちゃんの粒状のうんちについて産院の助産師さんに聞いてみました。
助産師さんによると、離乳食が始まる前の赤ちゃんのうんちの中に、つぶつぶしたものが混じるのはよくあることなのだそうです。
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このつぶつぶのうんちは「顆粒便(かりゅうべん)」と呼ばれるもの。
母乳やミルクに含まれる脂肪分とカルシウムが粒状になって出てきているものなので、心配はいらないとのことでした。
飲みっぷりのいい赤ちゃんに多いうんちの状態なのだそう。
赤ちゃんが母乳を飲んでいる時、終わりのほうに出てくる脂肪分の多い母乳をたくさん飲むと、うんちにつぶつぶが多くなるんですよ。
母乳を飲んでいる赤ちゃんの便と、ミルクを飲んでいる赤ちゃんの便の違いとは?
【母乳の赤ちゃんの便】
母乳で育っている赤ちゃんのうんちは、黄色い色。かぼちゃみたいな色や、黄土色、緑色の時もあります。
ゆるゆるの状態で、うんちの回数も多いです。
つぶつぶしたものが混じる便や、粒がない水っぽい便もあり、形状は様々。
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匂いは甘酸っぱいようなにおい。
この匂いは腸内で善玉菌が働いてくれている証拠なのです。
【ミルクの赤ちゃんの便】
ミルクで育っている赤ちゃんのうんちの色は、黄色い色や黄土色、緑色など、母乳の赤ちゃんとほぼ同じです。
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違うのは、ある程度かたさがあるところ。
べっとりとしていることも多いです。
つぶつぶの便がでることも。
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匂いは母乳の赤ちゃんよりやや強めですが、酸っぱい感じの匂いはあまりしません。
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母乳とミルクの混合の赤ちゃんは、ちょうど中間のような状態のうんちが出ます。
また母乳やミルクの割合によっても、便の状態が変わってくるでしょう。
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様々な色や形状がある新生児のうんちですが、赤ちゃんが元気で、母乳もミルクもよく飲んでいれば気にしなくても大丈夫ですよ!
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新生児の赤ちゃんの便の色について解説!
赤ちゃんの便には、健康なうんちの色もあれば、注意が必要なうんちの色もあります。
【黄色い便・緑色の便】
黄色や黄土色のうんち、緑色のうんちは健康な赤ちゃんの便の色です。
緑色のうんちは、初めて見るときはびっくりしてしまうママも多いかもしれませんね。
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うんちの中にはビリルリンという色素を含んだ胆汁があります。
この色素はふつうは黄土色をしているのですが、酸化すると、緑色に変化!
長い時間、おなかにとどまっていたり、排便後おむつの中で時間が経ってしまったときによくみられる色です。
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【白・赤・黒の便】
要注意なのが「白」「赤」「黒」の便。
緊急を要する、気をつけたい便の色です。
もし赤ちゃんがこのようなうんちをしていたら、すぐに受診をしましょう。
おむつを持っていったり、写真を撮って医師に見てもらうのがおすすめですよ。
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赤ちゃんのうんちの状態を見て、驚いて心配になってしまうこともよくありますよね。
赤ちゃんのうんちは毎回同じではありません。つぶつぶしているのも、赤ちゃんの健康なうんちの状態ですよ!
赤ちゃんの便の色について知っておくと、いざというときに早めに対処できますね。
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まだ話すことができない赤ちゃん。
うんちは体からのサインです。
おむつ替えの時にチェックをして、赤ちゃんの健康を守りたいですね!