赤ちゃんが手足をピーンと伸ばすのはなぜ?
赤ちゃんが寝ている時や、おむつ替えをする時の手足をピーンと伸ばす動作、なぜなのだろうと気になりますよね。
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我が家の娘達も生後2〜3ヶ月の頃、おむつ替えをしている時によく足をピーンと伸ばしていました。
ピーンと伸ばす動作は可愛いのですが・・おむつのテープをとめるのに一苦労 ^^;
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適当なところでテープをとめるとモレの原因になると思い、おむつ替えのたびに時間をかけて「足ピーン」と格闘していました。笑
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この赤ちゃんが手足をピーンと伸ばす動作は、原始反射によるもの。
赤ちゃんは周囲から刺激を感じたときに、無意識に体の反射がおこります。
原始反射は、赤ちゃんの生命を維持するための大切な動作です。
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生まれてすぐに外の環境に適応するために、ママのおなかの中にいる時から赤ちゃんの体に備わっているものなのですよ。
この反射は、赤ちゃんの首がすわる3〜4ヶ月くらいに消えていくといわれています。
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◆ おむつ替え時の赤ちゃんの手足ピーン対策
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おむつを替えようとすると、赤ちゃんが体をピーンとのばして緊張してしまう…毎回のことだとママも手間取ってしまい大変ですよね。
足が伸びた姿勢でおむつを替えると、足を曲げたときに隙間ができて、モレの原因にもなってしまいます。
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赤ちゃんがなぜ、おむつ替え時に手足をピーンと伸ばすかというと、ママの手が触れたり、足が外気にさらされたりする刺激に反応しているから。
赤ちゃんがリラックスして安心した気持ちになれるようにしてあげると、緊張もゆるみますよ!
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私は「ピーン」がはじまったら、足をなでてマッサージしたり、音の鳴るおもちゃで気をそらしたりしていました。
緊張がほぐれるように音楽をかけたり、歌を歌ってあげるのもオススメ。
赤ちゃんもママも、楽しくおむつ替えタイムを過ごせるといいですね♪
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赤ちゃんが手足バタバタするのはいつまで?
3ヶ月くらいまでのあかちゃんが、あおむけで手足をバタバタと動かす様子もよく見られる姿ですよね。
この動作は「ジェネラルムーブメント」と呼ばれる無意識の運動。
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手足バタバタの動きをすることで、赤ちゃんの運動機能の成長が促され、発達につながっていくといわれています。
また、赤ちゃんは手足をバタバタさせて遊んでいることもあるんですよ。
手足を動かした時の感覚を楽しんだり、お布団や床に触れた時の音を面白がっていることも。
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もしかしたら、手足をバタバタさせて、ママやパパに「遊ぼうよ〜♪」とアピールしているのかもしれませんね。
赤ちゃんの手足バタバタに気づいたら、コミュニケーションするチャンス!
ママも話しかけてあげてくださいね♪
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この「ジェネラルムーブメント」は、生後2週間~3週間頃から見られるようになり、6〜7ヶ月頃になると徐々になくなっていきます。
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赤ちゃんが手足をピーンと伸ばすのも、手足をバタバタさせるのも、ほんの数ヶ月の短い間に見られる反応です。
赤ちゃんの運動機能が発達して、自分の意思で体を動かすことができるようになってくると、これらの動きはだんだん見られなくなっていきます。
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この赤ちゃんらしい動作を写真や動画で撮っておくのもいいですね!
数年後に見て、懐かしく思い出すかもしれませんよ♪