赤ちゃんが寝言をしゃべるのはナゼ? 赤ちゃんの「寝言泣き」の対処法

赤ちゃんが寝言をしゃべるのが気になる…理由は?

赤ちゃんが寝ているとき、寝言をしゃべるような声を出しているのが、気になってしまう・・と、いうママも多いのではないでしょうか?


時には寝言をいいながら、泣いているように聞こえることも。

「おなかが空いているのかな?オムツかな?」と寝言の度に対処しようとすると、ママも睡眠不足になってしまい大変ですよね・・。

結論から言うと、赤ちゃんの寝言が多いのは、浅い眠りの「レム睡眠」の時間が多いからなんです!

赤ちゃんが寝言をしゃべる理由や、赤ちゃんの睡眠リズムを知っておくと、お世話がしやすくなりますよ♪

この記事では、7歳と2歳の二児の子育て真っ最中の私が「赤ちゃんが寝言をしゃべる理由」「赤ちゃんが寝言泣きする時の対処法」についてお話していきます。

参考にしてみてくださいね(^^☆

赤ちゃんの睡眠リズムと、寝言の関係

「レム睡眠」「ノンレム睡眠」という言葉を聞いたことがありますか?

人は寝ている間、浅い眠りの「レム睡眠」と、深い眠りの「ノンレム睡眠」を繰り返しています。

レム睡眠中は脳が動いていて体もすこし動き、ノンレム睡眠中は脳も身体も休んでいる状態。

大人は90分周期ですが、赤ちゃんは周期が短く、40〜60分で2つの睡眠を繰り返しています。

また大人にくらべると、赤ちゃんの眠りはレム睡眠の割合が多く、寝言や夜泣きはレム睡眠のときに起こりやすいといわれています。

赤ちゃんの寝言が多いのは、レム睡眠の時間が多いからなのですね!

赤ちゃんは1日の体験を、レム睡眠中に脳で整理しています。


夢をみて寝言を言ったり、突然「エーン!」と泣いたりするのもこのレム睡眠の時。

寝ている時にほほ笑みを浮かべたり、顔や口を動かしたり、手足がビクッとなるのもこの時間なのです。

赤ちゃんが寝ながらほほ笑んでいる姿は本当に可愛らしく、ずっと見ていたい気持ちになりますよね♪

夜、赤ちゃんが「寝言泣き」する時の対処法

浅い眠りのレム睡眠が多い赤ちゃん。

夜中に、まるで寝言のように泣く「寝言泣き」をすることもあります。

ちょっと前におっぱいやミルクを飲んだ後だったとしても、赤ちゃんが泣いたら「どうしたの?」とすぐに抱っこしたり、オムツをチェックしたりしてしまいますよね。

けれど、そこで一呼吸。

「ふ〜・・・・・。」

2〜3分待ってみてください。

そのうちに、また赤ちゃんがスヤスヤと眠ってくれることもあるんですよ!

まだ言葉を話せない赤ちゃんが寝言のように泣くのは、大人が睡眠中に寝言を言うのと同じ状態なのです。

赤ちゃんの体調もよく、おっぱいやミルクもさっきあげたばかり・・という時には、多少泣いていても様子を見るだけで大丈夫。

優しくトントンしてあげれば、赤ちゃんも落ち着いてまた安心して寝てくれますよ。

『赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド』

『0歳からのネンネトレーニング!赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド』

( 清水悦子/著  神山潤/監修  かんき出版 発行日:2011年11月21日 )

という本を読み、私も目からウロコだったのですが・・・。

「寝言泣き」をする度にお世話しようとして、赤ちゃんを起こしてしまうと、赤ちゃんの睡眠リズムのペースをくずしてしまうようです。

赤ちゃんが、夜中40分〜60分ごとに泣くのは「寝言泣き」の可能性が高いそう。

夜泣き専門保育士として知られる清水悦子さんは、
「寝言泣き」という言葉を生み出した方でもあるんですよ。

『赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド』は、「寝言泣き」についてや、赤ちゃんの睡眠リズムを整える具体的な方法がわかりやすく書いてあります。

私は次女が生まれてだいぶ経ってから、この本を読んだのですが、長女の時に出会えていたら、もっと楽に「寝言泣き」に対応できていたのではと思います。

ママにオススメの本なのでぜひ読んでみてくださいね♪


我が家の2歳の次女は、夜中もぐっすり寝てくれるようになりましたが、今でも朝方「寝言泣き」のような声を出すことがあります。

「マ~マ~!エ~~ン・・ムニャムニャ~~」と、おしゃべりするように泣き、すこし様子をみていると、またスーッと眠りに落ちていくという感じ・・。

はじめは「おっぱいで泣いているのかな?」と思って、毎回のように授乳していました。

ところがたまに、おっぱいをそれほど飲まずに、またすぐに寝てしまうこともあることに気が付き・・。

「これが本に書いてあった寝言泣きなのか~」とナットク!

次女はまだ授乳中で、本当にパッチリ目が覚めて、おっぱいが欲しくて泣くこともあるのですが、それからは「エ~ン!」と泣き出しても、しばらく時間をおくようになりました。

こどもの泣き声には、いつも敏感に反応して起きてしまうので、目が覚めるのは変わらないのですが(^ ^;)

そのまま泣かせておいていい時もある!と思えるようになり、だいぶ気楽になりましたよ。

赤ちゃんが泣くたびに「何かお世話しなくては・・!」と、思っていたママは、少し赤ちゃんが泣いていても見守って、ひとまず様子をみてみてくださいね♡

◆さいごに◆

赤ちゃんが「ウーン・・ムニャムニャ~~」と寝言をしゃべったり、「エーン!」と寝言泣きをしたりすると、ママは気になってしまいますよね。

なぜ寝言をしゃべったり、寝言泣きをしたりするかというと、赤ちゃんの眠りはレム睡眠の割合が多いからです。

赤ちゃんが寝言をしゃべったり、寝言泣きをするのは、浅い眠りの「レム睡眠」の時間。

また、赤ちゃんの脳が発達するのも、この時間なんですよ。

赤ちゃんにとっても、「レム睡眠」の時間は、大切な成長の時間なのですね。

赤ちゃんの睡眠のペースをみださないように、様子をしばらく見守ることで、またスヤスヤ眠ってくれることも多いです。

赤ちゃんの睡眠リズムが整うと、ママの睡眠の質もアップしますよ♪
ママもお世話で大変な時ですが、毎日ぐっすり眠れますように😊

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