新生児の体温の平均や正常値は?
新生児の体温、高くても低くても気になってしまいますよね。
生まれたばかりの赤ちゃんの体温の平均は、36度後半〜37度前半。
子供のうちは平熱が高めで、病気でなくても、37度台の体温があることも多いです。
人の体温は朝低く、日中から夕方にかけて高くなるのを知っていますか?
計測する時間によっても、体温は変わってくるのですね。
さらに赤ちゃんは体温調節する機能が未熟なため、大人よりも体温が変わりやすいという特徴があります。
母乳やミルクを飲んだ後は体温が高くなったり、外気浴をした後は低くなったり。
赤ちゃんは体の中心の胴体は、37度位でいつも一定なのですが、手足や皮ふなどは、外気の影響を受けやすいのです。
◆体温が高めに測定されてしまうのはこんな時
①室温が高い
②母乳やミルクを飲ませた後
③沐浴の後
④お洋服の厚着
⑤お布団の掛けすぎ
赤ちゃんは元気そうなのにおかしいな⁈と思ったら、しばらく時間をおいてもう一度測ってみてくださいね。
新生児、体温の測り方
体温計のおすすめはコレ!
わきと耳、どちらで測ってもいいのですが、ばらつきを防ぐためにいつも同じ方法で測るといいですよ!
【わきで測るときのポイント】
●わきの汗を拭きましょう。
●体温計の先がワキのくぼみの深いところに当たるようにする。
下から45度の角度になるようにしてワキを閉じます。
●そのまま動かさないようにして待つ。
赤ちゃんを後ろから支えるように抱っこするとわきが閉じやすくなりますよ♪
【耳で測るときのポイント】
●耳たぶを後ろ側に優しく引っぱる。
深く差し込みすぎないように、体温計の先を耳に入れる。
●片手で頭を押さえ、計測中に動かないように注意。
耳が小さくて入らないときも、慌てず体温計の先を耳の奥に向けるようにして測りましょう。
◆体温計の種類と、おすすめの体温計
体温計にはいくつか種類があります。
それぞれの特徴を知って使い分けたいですね!
①電子体温計
計測するのに時間がかかるが、正確な体温が測定できる。
②非接触体温計
計測時間が早い。
予測した体温が測定される。
③耳式体温計
非接触体温計と同じく、計測時間が早く予測した体温が測定される。
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赤ちゃんに使う体温計は、計測時間が短いものがおすすめです。
測るのに数秒しかかからない非接触タイプや耳式体温計なら、ぐずることなくサッと測ることができますね。
お洋服を脱がせなくてよいのも魅力です♪
あきらかに体調が良くなく熱がありそうな場合は、正確に体温が測れる電子体温計を使いましょう。
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我が家では赤ちゃんが生まれた時に、赤ちゃん専用の電子体温計もひとつ用意しました。
『シチズン 電子体温計(CT-791S)30秒』という商品で、可愛いデザインと先端が柔らかく優しい使い心地なのが気に入っています。
新生児の体温が低い時はどうしたらいいの?
赤ちゃんの体温調節機能について解説!
赤ちゃんの手足がひんやりしていたら、大丈夫かなと心配になりますよね。
そんな時は、まず赤ちゃんのおなかや背中をママが手で触ってみてください。
冷たいようだったら寒さを感じているので、おくるみや靴下などを使って温めてあげましょう。
お洋服は大人と同じか1枚多め、生後6ヵ月を過ぎてよく動くようになったら、様子をみながら1枚減らしましょう。
おなかや背中があたたかいようだったら、そんなに心配しなくても大丈夫!
赤ちゃんは手足で外気を感じて、体温調節をしているのです。
必要以上に温め過ぎてしまうと、赤ちゃんの体温調節の機能の発達を妨げてしまうため、着せすぎには注意しましょうね。
おなかや背中が汗をかいている時は、暑がっているサイン。
あせもなどを防ぐために、お洋服を一枚脱がせるなど調整をするといいですよ。
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新生児は体温調節機能が未熟です。
部屋の温度や外気によっても体温がかわりやすい赤ちゃん。
同じ体温計で同じ位の時間に測ることで、赤ちゃんの体調を把握しやすくなりますよ。
ためしてみてくださいね♪